あけましておめでとうございます!
とても久しぶりの更新になってしまいました・・KENBI CIFAKAです。
更新していなかった間にCIFAKA全体で大きな動きが2つありましたので、
遅ればせながらこちらでもお知らせを。
●クレド岡山に2店舗オープン!
遅すぎる!もはやいつの話だ!という感じなんですが・・
2014年3月、クレド岡山3階に雑貨店「miito」と、コーヒースタンド「nikku stand」をオープンいたしました。
「miito」は複数の専門店を集めたちいさなデパートのようなイメージで、
生活の中から5つのカテゴリを取り上げて商品をセレクトしたお店。
「nikku stand」はお買い物中でも気軽にお立ち寄りいただけるコーヒースタンドです!
●「CCCSCD」として移転オープン!
「art+cafe cifa」「cifaka design」「mon cifaka」が1つの空間に集結して、
それぞれの機能はそのまま「CCCSCD」として2014年10月に移転オープンいたしました。
場所は、以前のカフェ・事務所があったのと同じ石関町。
石山公園のすぐ向かいの、とても広い空間です。
ということで、去年はなんだかばたばたの年でしたが・・
2015年もCIFAKAをどうぞよろしくお願いいたします。
さて、岡山県立美術館新年1発目は現代美術展!
「プライベート・ユートピア ここだけの場所
ブリティッシュ・カウンシル・コレクションに見る英国美術の現在」が1月9日より開催されます。
イギリスの国際文化交流機関であるブリティッシュ・カウンシルは
同国の優れた現代美術を集めたコレクションを持ち、常に世界を旅しながら展示を行っています。
本展では、ギャリー・ヒュームやサラ・ルーカスなど代表的なイギリス現代美術から、
昨年開催された「Imagineering OKAYAMA ART PROJECT」にも参加していたライアン・ガンダー、
2012年のターナー賞を受賞したエリザベス・プライス、
2013年同賞ノミネートのデイヴィッド・シュリグリーなど、
いま大活躍中の若手作家まで多数の作品を紹介します。
制度に支配される時代、物質が溢れる時代を経て、今われわれが生きる「私」(private)の時代。
その「私」たちそれぞれが成熟し、現代の技術によって全世界と価値観を共有し合う・・
「ここ」にしかないと同時に、どこにでも通じている、
こんな世界はまさにユートピア(utopia)と言えるかもしれません。
このような時代の中で多く作られ始めた、些細な日用品を用いたり、
ふと視点を転換させてくれるような作品たち。
本展は、すぐそばにありながらも気付かなかった世界へとわれわれを誘い、
読み解く手掛かりを与えてくれることでしょう。
そしてなんと、岡山会場のみの観客参加型展示も!
ご観覧の際、ご自宅にある「1番いらない器」を持ってきていただくと、
アラン・ケイン《忘れられた器たちの棲み家》の一部として展示されます。
詳細はこちらのページからご確認いただけます。↓
(http://www.pref.okayama.jp/seikatsu/kenbi/exh_privateutopia.html)
お持ちいただいた器は返却されず、今後は作品の一部として世界各地で展示されるそう。
食器棚にねむっている器が、世界中で展示され「美術」として誰かに見られることになるなんて!
なんだかとってもわくわくします。器、第2の人生です。あー、どれが1番いらないだろう。どれ持って行こう。
みなさまもご観覧の際は、ぜひとっておきの「1番いらない器」をお持ちください。
本展は東京・兵庫・高知と巡回して、岡山で最終会場となります。
絶対に見逃せないプライベート・ユートピア展、みなさまのお越しをお待ちしております!
(sugihara)
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