「岡山文庫」
岡山の百科事典とも呼ぶべき文庫本のシリーズがあるのをご存知ですか?たとえば、「岡山の石」「岡山の花粉症」とか、
一つの事がらをテーマとして、一冊ずつ文庫本になっています。
昭和39年から刊行を開始し、現在は278冊もの本が出版されています。
もちろん、書かれている内容はすべて岡山に関係すること。
それで、278冊というのだからすごいです。
と言ったら岡山の人に失礼でしょうか…(笑)
それにしても、すごいと思います。
なかでもオススメの本を一つご紹介しましょう。
「瀬戸内海」(緑川洋一 著)
岡山の美術に詳しい方なら、お気づきだと思います。
そう、あの緑川洋一も岡山文庫を執筆しているのです。
岡山で歯科を営みながら、生涯アマチュアとして活躍した写真家、緑川洋一。
実際お会いした事はもちろんありませんが、彼のやさしい眼差しを感じる本だと思います。
貴重な写真が多数収録されていて、当時の瀬戸内海沿岸の美しい風景が見てとれます。
緑川洋一の郷土への愛を感じる一冊。
こんなふうに、まさに岡山の宝!とも言うべき本が、岡山文庫にはたくさんあります。
ほかにも、オススメの本がたくさんあるのですがここではご紹介しきれません。
ぜひ、KENBI CIFAKAで直接手にとってご覧下さい。
さて、次回の特別展が近づいてまいりました。
お見逃しなく!!
【展覧会情報】
「自由になれるとき 現代美術はこんなにおもしろい!」
2012年9月27日(木曜日)~11月4日(日曜日)
詳しくはコチラをごらんください。
(Nishida)