放課後等デイサービス事業や介護事業をされている 株式会社トーンと、その関連会社である株式会社マクロンの ネーミングとブランディングを担当させていただいた。


TŌN

前身の会社名に入っていた「21」から「2時1分」というキーワードを出した。 昔の時刻では、2時は鶏鳴(けいめい)と呼ばれ、夜明けのことを指す。 よって2時1分は、始まり、そして1歩踏み出すことを意味する。
また、2時1分=TWO ONE の音や文字から変化させて、 TO ONE=ひとりのために、TONE=色調(これはTOMSŌYAのキービジュアルである虹のグラデーションと繋がる)、 さらにローマ字表記に変え、 TŌN=長音記号が「寄り添う」ことの象徴となった。

そうしてTŌNという会社名には、一人ひとりが1歩踏み出すために、 個性を大切にしながら寄り添い、サポートする、そんな想いを込めた。

名刺、封筒、ウェブサイト、看板などの各種ツールのデザインもロゴから展開させた。

ウェブサイトでは、社名やロゴに込められたストーリーを 途中途中のアニメーションで見せた。
TŌNウェブサイト

事務所の看板には本物の大きな時計を使い、 2時1分になるとロゴが出現する仕組みに。


MACRON

マクロンとは、TŌNとそのメイン事業であるTOMSŌYAに使っている、ローマ字の長音記号のこと。 長くつづく人生に寄り添い、サポートするという想いを込めネーミングした。

株式会社マクロンはTOMSŌYAをコンサルティングする会社であることから、 ロゴの中には、支えているようにもMにも見える形を使った。 MACRONの文字にはTOMSŌYAの文字を重ねて、重なり部分をカットし、 株式会社マクロンが不完全を完全にすることを表現した。

名刺にはロゴの形を利用して窓を開け、 窓自体がマクロンの記号に見えるようなデザインで 強いインパクト残すものにした。

  • Art Direction 作元大輔 |cifaka,inc.|
  • Design 有松歩美、長友真昭|cifaka,inc.|
  • tonmacron_01.jpg
  • tonmacron_02.jpg
  • tonmacron_03.jpg
  • tonmacron_04.jpg
  • tonmacron_05.jpg
  • tonmacron_06.jpg
  • tonmacron_07.jpg
  • tonmacron_08.jpg
  • tonmacron_09.jpg
  • tonmacron_10.jpg
  • tonmacron_11.jpg
  • tonmacron_12.jpg
  • tonmacron_13.jpg
  • tonmacron_14.jpg

TOP

一覧へ戻る